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2016/05/14
学校の後輩に Ruby を使わせることになったのですが、その後輩が
「Python は Visual Studio でできるのに、 Ruby はできないからやる気でない」と言い張るので、
新しく言語サービスを追加する Visual Studio 拡張を作成する方法を、資料として残しておきます。
(VSIX 関連の資料は、日本語はもちろん、英語でも資料が少ないので、その足しとなれば幸いです。)
はじめに述べたように、ここでは「言語サービスを追加する」 VSIX の作成を目標としています。
VS に言語サービスを追加するものとして有名なものは、
が非常に有名ですね。
なお、これらについては GitHub でソースコードが公開されていることも多いので、
ソースを覗いて参考にすることが可能です。
ちなみに、私が作ったのがこちらです。
HSP 用の VSIX です。
まだ途中ですけど、良かったら使ってね。
ということで、早速作成していきます。
今回、 VSIX を作成する環境及び、目指す完成物は以下のようになっています。
VSIX の作成には、 MPF を使うか否かを選択できるのですが、 interface を実装しまくるのは
個人的に面倒なので、 MPF にしました。
といっても、完全にサポートされているわけでもないようなので、
MPF を使わない部分もところどころあります。
通常通りに Visual Studio をインストールした場合は、 SDK が含まれていないため
SDK をインストールする必要があります。
SDK のインストールは Visual Studio インストーラーから行います。
これで、 Visual Studio SDK をインストールすることができます。
\新規プロジェクトの作成] から [[C#] > [Extensibility] > [VSIX Project] を進み、
新しくプロジェクトを作成します。
次に、プロジェクトを右クリックし、[追加] > [新しい項目] と進み、
\Extensibility] > [[Visual Studio Package] を選択し、クラスを作成します。
これで、 VSIX を作成するための準備が完了しました。
試しに、 F5 を押して Visual Studio 2015 Experimental Instance を起動させ、
拡張機能一覧を見ると、読み込まれているのが確認できます。
ではでは。
次回に続きます。